ショパンコンクールでの、反田恭平さんの3次のプログラムを聴いて、ショパンが祖国ポーランドをどんなに愛していたか心底感じました。
ポーランドの苦悩の歴史を物語るかのような『葬送ソナタ』。その3楽章の美しい演奏!中間部の、戦火の中、美しかったポーランドの景色を思い出すショパンの哀しく、苦しい想いがひしひしと伝わり、その場面を見たかのような気持ちになり涙が溢れました。
そして、神の慈悲を感じさせる『ラルゴ』。苦しみから救われるような、温かい音色に涙が更に溢れ、
最後は、さぁ、希望を胸に前に進もう!!!と言わんばかりの『英雄ポロネーズ』。こんなワクワクするような気持ちにさせてくれた反田さんのポロネーズは本当に素晴らしかったです!
反田恭平さんは、ショパンのポーランドへの想いを伝えようとしたのだと感じました。
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